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第1回:釈迦ヶ岳(844m)から岳滅鬼山(1,036m)への縦走
【2004年11月16日更新】

▼ツリフネソウ ▼筑前岩屋駅  
▲縦走路の自然林   ▲夏の棚田

10月17日(土)

倉を7時5分発、日田行きの日田彦山線に乗車。出発してしばらくたつと小倉の市街地を抜け、平尾台、福智山系、香春岳が次々に目に入ってきた。車窓から両側に広がる風景を眺めながら、列車は田川に。かつては、炭鉱の町として北九州工業地帯を支えたこの地域、五木寛之の「青春の門」の舞台であった。

田川の街並みをすぎ、田園風景を目にしながら、やがて列車は彦山山系の山あいに入っていった。釈迦岳トンネルをぬけ8時53分、筑前岩屋駅着。料金は1250円。(筑前岩屋駅は無人駅のため、列車で精算。ワンマンカーでつり銭がないので小銭を用意)駅前には自然石で組んだ水汲み場が用意されている。のどを潤し、水を容器に補給し、出発。駅前の車道を右折し、斫石トンネルを目指す。やがて、すでに稲刈りがすんだ竹地区の美しい棚田の風景か広がってきた。

1時間ほど棚田・植林のなかの車道を歩き、斫石トンネル入口に到着。ここからが釈迦ヶ岳への登山口だ。40分ほど急登をあえいで山頂に。標高844mの山頂での展望は抜群だ。釈迦ヶ岳から岳滅鬼山までは5.2kmの行程。小さなアップダウンをくり返すが、のんびりとした山歩きを堪能する。途中の展望の良い露岩でお手製のおにぎりで昼食。岳滅鬼山までは湯谷越、香谷越、深倉越の3つの峠を通過。縦走路には立派な標識がたくさんあり、深倉越からは筑前岩屋駅に下山できるようだ。

岳滅鬼山に近づくにつれて自然林が広がり、その中を気持ちよく歩く。尾根沿いにはシャクナゲの自生地もある。岳滅鬼山山頂は周囲を樹林で囲まれ、展望は全くなし。急坂をロープをたどって下り、岳滅鬼峠に到着。ここには石碑があり、日田方面から彦山詣りの旅人が往来していたとのこと。

▲ここより筑前の国 ▲風到木と同行者

峠を彦山方面に下り、植林帯の中、快適に下山。途中から沢沿いの道となるので、迷わないように要注意。あとは大南林道をしゃくなげ荘へ。16時前にはしゃくなげ荘に到着。英彦山温泉につかり、やまめの背ごしで生ビールを1杯。なんともいえない充実感。帰路はしゃくなげ荘前のバス停から17時2分発の町営バスに乗車、彦山駅で降車し、17時21分発の日田彦山線に乗車。小倉には18時41分に到着した。


▲彦山駅

秋たけなわの日田彦山路、心身ともリフレッシュした1日だった。